今回はアメリカンバイクに似合うヘルメットをフルフェイスタイプに絞って紹介。
ハーフやジェットもかっこいいですが、風が吹き付ける厳しい冬場にも暖かく、安全性も高いフルフェイスやっぱりおすすめ。
今回選んだものはデザイン的にもアメリカンバイクのかっこよさを邪魔しない、むしろ引き立てるものだと思います。
また今回紹介するヘルメットは系統的にクラシックバイク・カフェレーサータイプのバイクにも似合うので、それらを愛車にしている方も参考にしてみてください。
【 目次:Contents 】
【SCORPION(スコーピオン)】 Exo-Combat
・フルフェイス(ジェット)タイプ
・2017年発売
アメリカンの攻めたメーカー スコーピオンEXO。
スコーピオンを含む海外メーカーの話 その④追加しました。よろしければ読んでみてください。
話が少しそれたが、このExo-Combat。攻撃的でいかにもアメリカ人にも非常に受けているデザイン。
特徴は見た目だけでなく下の画像の通りアゴの部分が外れジェットタイプヘルメットにすることが可能。
独特なスタイルとアゴが外れるだけでなく、
- 風洞でテストされた快適性のある空力的なデザイン。
- フロントとリアにつけられたベンチレーション。
- XSからXXLまでの6種類のサイズ。
- 内装は全て外して洗える。
- シールドの開閉も勿論可能。(クリアとスモークが標準で付属)
アメリカの安全規格 DOTを取得している。公道の走行も問題はない。(PSCはないので国内での転売は禁止)
安全規格等の話はこちらをどうぞ。
海外のヘルメットなので内装は面長の設計。標準的な日本人の頭ならワンサイズ上を選ぶと失敗することが少ない。
【Caberg(カバーグ)】 GHOST
・ジェット(システム)タイプ
・2016年11月発売
イタリアのヘルメットメーカー カバーグ。イタリアで初めてシステムヘルメットを作ったのもこのメーカー。
カバーグのホームページではこのGHOSTはジェットタイプのカテゴリーに存在しており、作りをみるとジェットヘルメットにゴーグルとマスクがついた形に近い。
ただアゴの部分は画像からも分かるように薄く防御力は心許ないかも。防寒とルックスのためと割り切るのが吉。アゴのパーツは取外し可能でジェットタイプにも出来る。
シールドにはPINロックシートが標準装備されているのは素晴らしい。
内装も全て脱着可能。作り的にはかなりコストがかかっている。
帽体にはカーボンが折り込まれているため、重量1150gとかなり軽い。アゴのパーツを外せばもっと軽くなる。
ネックなのは価格。イタリアで作られているため結構高額。このGHOSTもAmazonで5万円近くしてしまう。
スペックも良く、MADE IN ITARY。
価格が許せるなら検討するべし。
【SHARK(シャーク)】 DRAK(ダラク)
・ジェットタイプ(マスク)
・2017年発売
フランスのヘルメットメーカー SHARK(シャーク)の変わり種なヘルメット
DRAK(ダラク)。 【DARK(ダーク)ではないので注意。】
古くヨーロッパでDRAKKER(ドラッカー)というヴァイキング船に乗った勇ましい海賊をイメージした
と公式では謳っているが古い海賊というコンセプトはこのヘルメットをみても私は伝わってこなかった。
ともかくこのDRAKは先ほど紹介したGHOST(ゴースト)同様にジェット+ゴーグル+マスクという構造。
ゴーグルとマスクが様々な種類がありヘルメットのグラフィックも豊富。つまり
(ヘルメットのグラフィック)×(ゴーグル)×(マスク)で自由にカスタムできる。
YAMAHA純正アクセサリーメーカー「ワイズギア」が輸入代理をしているのでSG規格を取得。
重量も1050gと軽量で使い勝手もいい。
【SIMPSON(シンプソン)】 M50
・フルフェイスタイプ
・2014年2月発売
アメリカのメーカー SIMPSON(シンプソン)の「M50」。
創業当社のシンプソンに近いビンテージ感満載のシルエット。
サイズは3種類。チークパッド(頬にあたる内装)がでのサイズの調整。
シールドはついていないのでサングラスorゴーグルを用意して欲しい。
おでこのボタンは後付けのシールドが付きそうだがこれはオプションのバイザーをつけるためのボタン。
一気にビンテージモトクロススタイルになるので年式の古いオフロードバイクにもおススメ。
シールドが付かないので寒さに耐えなければならないのだが、バイク乗りというのはかっこよさのためには我慢が必要なのである。(この話の意味は、、、)
M50に似合うゴーグル
【PREMIER(プレミア)】 TROPHY(トロフィー)
BELL(ベル)やSIMPSON(シンプソン)とともにアメリカで育ち、今はイタリアのメーカーとなった高品質ヘルメットメーカーのPREMIER(プレミア)
ヴィンテージ感溢れるデザインが眩しいフルフェイスヘルメット「TROPHY(トロフィー)」
このカラーリングだとクラシック感がすごいが最近のカラーリングだとネオクラシック感をしっかり得られる。
カーボンで作られた帽体に洗える内装。
そして簡素な機能ではあるが恩恵とも言える重量は本格フルフェイスでなんと1.220±50g
プレミアの歴史をしっかり感じられる一品。
【マルシン工業】 DRILL (ドリル)
約60年以上、日本でヘルメットを製造してきた堅実なメーカー「マルシン工業」。非常にお求めやすい価格で高品質なヘルメットを提供しており、近年のラインナップ一新とロゴの変更で注目を集めている。
そんなマルシンのDRILL (ドリル)
NEORETRO STYLE (ネオレトロ スタイル)のフルフェイスタイプでシールドはなし。
安全規格のSGを取得し、全排気量対応。そして1万5000円でお釣りがくる価格設定。
そして待望のドリルにぴったりのデザインと曇り止め加工がされたゴーグルを発売。
是非ともセットで検討してみて欲しい。
まとめ
今回はアメリカンバイクでも似合う「フルフェイスヘルメット」の紹介でした。
どうしてもアメリカンやクラシック・カフェレーサー系統はハーフ・ジェットが似合うと思いがちですが、様々なヘルメットを知ることで「フルフェイスでもアメリカンに似合うものがあるじゃん」と思っていただく為にこの記事を書きました。
ぜひ参考になったのであれば幸いです。
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それではまた別の話で。
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