「日本を代表するヘルメットメーカーはどこですか?」
と問われたらあなたはなんと答えるだろうか?
それとも
はたまた
2021年5月時点で私はこう答えます。
「マルシン工業」
と
2021年5月時点ではこう答えます。
来月は変わってるかもしれないけど。
そんなわけで今回は日本を代表するヘルメットメーカー「マルシン工業」の話をします。
このページの最後にも言いますがこれだけは覚えていってください。
ヘルメットメーカー「マルシン工業」は
モデルガン・ガスガンで有名なマルシン工業
とも
おかもちのマルシン出前機
とも
全く別の会社です。
マルシン工業について
マルシン工業株式会社
1948年創業。自動車とオートバイの風防の製造販売から始まり、1962年からバイクのヘルメットを生産。約半世紀にわたる ヘルメット製造販売の経験とノウハウを持つ。
約30年間国内にて生産していたが、現在は東南アジアにてOEM生産にシフト。
以前はV・ロッシでお馴染みのイタリア産ヘルメットメーカー AGVの取り扱いをしていたが、2016年に終了。
「マルシンの哲学」は
子供の頃に持っていた、
「遊び心」を大切にしながら
56年の間ヘルメットを製造していた経験を生かし、
次世代のニーズに合った当社独自の
高い品質と性能の商品を供給することにより、
社会貢献と、オートバイ文化の
ステイタス向上を目指します。
スローガンは
「SAFETY & A GOOD FIT」
マルシンのヘルメットの安全性はPSCマークを取得して販売しており、SGマークの安全規格をクリアしたものとなっている。
この辺の詳しい説明はこの話を参考にしてほしい。間違った認識をしている方も多いと思うので。
生産後は抜き打ちで無造作に選ばれた製品は厳しい品質テストを経て合格した後、しっかりとした品質とともにマルシンのヘルメットは皆さんに届けられている。
2018年ごろに会社のロゴを一新。
↓
商品のラインナップもネオクラシックな本格フルフェイスやファッショナブルなデザインのジェットタイプなどが加わりかなり魅力的となっている。
詳しくはこの後で紹介。
つまりマルシン工業は
約半世紀の経験と知恵が詰まった安全性と快適性に優れたヘルメットをリーズナブルな価格で提供してくれ、あなたのオートバイライフに寄り添ったメーカーと言える。
マルシンのヘルメット紹介
ここからはマルシンヘルメットのラインナップを紹介。(小型125cc以下専用品は今回除いてます)
END MILL(エンドミル)
レトロな雰囲気を纏わせたネオクラシックなフルフェイスヘルメット。
シンプルな見た目ながら
顎と額に調整可能のベンチレーション、リアには排気専用のベンチレーションを搭載。
ヘルメットのリブ(首回り)にはステッチをあしらい細かい部分の見た目も良い。
内装は外しやすくインカムの取り付けのスペースも十分に確保できている。
シールドは標準装備の「クリア」
別売りで「スモーク」と「ブルーミラー」が用意。
ただし「スモーク」と「ブルーミラー」は透過率が低く、昼間走行のみの推奨なのでお気をつけて。
ピンロックシートは付いていないので、こちらの汎用の曇り止めピンロックシートも合わせて使用することをおすすめ。
アマゾンでもベストセラー1位のアイテム。
しかしこのスペックで価格が2万円をゆうに下回るのは本当にコスパが良く、レビューやSNSを見てても評判が良い。
DRILL (ドリル)
ビンテージテイスト溢れるデザインの、ネオクラシック・フルフェイス ヘルメット。
先程のエンドミルと異なりシールドがない漢のスタイルがドリル。
カラーバリエーションが豊富でライダーのスタイル、愛車のカラーに合わせて選べる。
額の3点ボタンには汎用バイザーが取り付け可能。
このドリルにぴったりのゴーグルも発売したとのこと。
TE-1
バイザーを備えたジェットタイプ「TE-1」。
インナーサンバイザー装備で日差しにも強く、バイザーによってオフロードでも十分に活躍する。
近場から市街地、林道もロングでも。ベンチレーションによって内部を快適に保ってくれる。
JE-1
進化型ジェットタイプ「JE-1」
上の「TE-1」兄弟モデルとなる。
インナーサンバイザー装備。
額には大きく開いたベンチレーションを搭載。
内装にはスピーカーホールが設けられインカムの取り付けを楽にしてくれる。
スピーカーを使用しないときのために専用のカバーも用意。
シールドはクリアの他に「ブルーミラー」もオプションで用意されている。
ただし、インナーサンバイザーがスモークなので、シールドをブルーミラーに変更した際にはインナーサンバイザーを使用しないように注意してほしい。(透過率が下がりすぎて走行に危険を生じるため)
MS-340
マルシンで人気の「パイロット型」ジェットヘルメット「MS-340」
このMS-340はマルシンヘルメットのカテゴリーの中で「SAFIT(サフィット)」と呼ばれる位置におり、SAFETY(安全)+ FIT の合成語で「SAFIT」ということらしい。
額に2箇所の可動式ベンチレーション。
簡単脱着の洗える内装に紫外線を防止するUVカットシールド。
細部にもこだわり決してデザイン面の手抜きは無しと言える。
新しいカラーバリエーションとして「アーミースター」と「アシンメトリック」が追加されているのでチェックしてみて欲しい。
パイロット型のシールドにはスモークも用意されている。
1万円を軽く切っている価格なので、セカンドヘルメットやタンデム用にもちょうどいい。
終わりに
今回は長い歴史を持つ日本のメーカー「マルシン工業」の紹介でした。
マルシン工業公式Twitterアカウントも面白いのでフォローしてみて下さい。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
みなさん忘れていないですよね?
ヘルメットメーカー「マルシン工業」は
モデルガン・ガスガンで有名なマルシン工業
とも
おかもちのマルシン出前機
とも
全く別の会社です。
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それではまた別の話で。
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