ヘルメット

【SIMPSON】アメリカのセーフティメーカー、シンプソンの話【VENOMとBANDITの違い】

アメリカのヘルメットメーカーで1、2を争う有名なメーカーが「SIMPSON(シンプソン)」だと言える。

その理由は見た目

唯一無二のそのフォルムは見た人が忘れられないほど特徴的、そして某バイクアニメキャラが使用したため認知度はグンと上がったと思う。

https://bakuon-anime.com/news/index00090000.html

 

 

今回はそんなシンプソンを深掘りしていきます。

 

 

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SIMPSONについて

 

シンプソン誕生のきっかけは1958年、当時18歳のビルシンプソンがドラッグレースのクラッシュで両腕を骨折したこと。

ビルシンプソン https://web.archive.org/web/20070928023535/http://www.mshf.com/index.htm?%2Fhof%2Fsimpson_bill.htm

 

この怪我をきっかけにビルシンプソンはドラッグレース用のパラシュートを自らミシンを使って開発。プロトタイプのテストはパラシュートが大きすぎて車が宙に舞い警察に逮捕されている。

https://blog.ap.teacup.com/norix/195.html

 

しかしビルシンプソンはその後も開発を続けて安全装置のビジネスを立ち上げる事になる。

後にNASA宇宙飛行士ピートコンラッドアポロ12号の月面着陸を指揮した人物)と出会う。コンラッドは、ノーメックスと呼ばれる難燃性 メタ-アラミド材料を紹介。そのおかげで長距離レースでも着用できる実用的なファイアスーツを最初に作成に成功。それは多くのレーサーに愛用されることになる。

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ジェームス・ハントという有名なF1ドライバーもSIMPSONを愛用していた。

ジェームス・ハント

 

彼とニキ・ラウダの争いはあまりにも有名、映画化もされ、とても面白かったので是非見てみて欲しい。(アマゾンプライムで視聴可能です。下の画像をクリックするとアマゾンプライムビデオに移動します。

Yahoo!映画

 

話は少し逸れたが、その後の数年間で、シンプソンは、200を超える安全製品を開発。そんなシンプソンが危機を迎えたのは2001年2月18日、デイトナ500と呼ばれる4輪レースにおいてデイル・アーンハート選手が最終コーナでコンクリートブロックに激突。即死する事故が起こった。

デイル・アーンハート wikiより

 

NASCAR(全米自動車競争協会)は、シンプソンが製造したラップベルトが分離したためにアーンハルト選手が死亡したと主張。法廷で争うことになるが、その後和解することになる。

 

SIMPSON(シンプソン)のヘルメット誕生

スターウォーズ」ヘルメットの愛称で呼ばれるシンプソンヘルメットは1979年から生産。

NORIX 公式井ブログより
https://blog.ap.teacup.com/norix/999.html

 

RX-1(オートバイ用はRXM-1)」と名付けられ、その後すぐに「M30」に名前を変更。
基本設計を見直し、エアスロットを減らし改良を加えたものは「BANDIT(バンディット)」に改名された。
バンディット人気が高く多くのバージョンリリースされた。特に「Diamondback」モデルは、イギリスの自動車テレビ番組「トップギア」のキャラクター「TheStig(スティグ)」が着用していることで有名。

スティグ TOPGEAR wikiより

 

 

BellPremierSIMPSONの関係

 

1970年代初頭、当時の4輪のレース用ヘルメットはBell(ベル)Premier(プレミア)のヘルメットが主流、しかしほとんどがオートバイ用ヘルメットの流用であり、決して4輪のレースにおけるレースドライバーの安全を確保できる品質ではなかったという。

そこでビルシンプソンベル創始者ロイ・リクターと新たな4輪レース用ヘルメットのプロジェクトチームを組んだ。シンプソンベルコラボレーションである。

ロイ・リクター https://www.collectorsweekly.com/stories/63806-roy-richter-photos-national-rail-track

 

しかしその後の1980年、ベルが会社ごと買収されたことによってチームは解散

それでも諦めなかったビルシンプソンにベルPremier(プレミア)からは手伝いたいとシンプソンに入社する人たちがいた。

記念すべきプロトタイプが完成し、レースで初めてビルシンプソン自らかぶる。

 

レースドライバーのアル・アンサー氏大事故を起こした際、壁にはヘルメットの塗料が残るほどの衝撃だったのにも関わらず、アンサー氏が無傷だったことが話題になり、他のレーサーたちもシンプソンヘルメットオーダー

アメリカのヘルメットメーカー達の間ではこんな話があったとか。

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VENOM(ヴェノム)とは

グーグルの検索欄において [SIMPSON + スペース ]と入力すると検索候補に[SIMPSON Venom]が出てくると思う。

一体「Venom」とは何か、画像をみても BANDIT(バンディット)と同じに見えると思う。

それもそのはず、VenomとBANDITは同じヘルメットだから

その理由は、ヨーロッパではBANDIT(バンディット)の名前の権利を持っていないらしい。だからヨーロッパではVenom(ヴェノム)と呼ばれている。

 

そのため  BANDIT(バンディット)はDOTECE両方を取得しているが、VenomECEのみとなっている。

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SIMPSONヘルメット紹介

ここからはシンプソンのヘルメットを紹介

 

MOD BANDIT(モッドバンディット)

 

SIMPSONスタイルを崩さずにそのまま現代風に、そしてより実用的にした人気のBANDIT(バンディット)シリーズにまさかのシステムタイプが登場。
それがMOD BANDIT(モッドバンディット)

  • 片手で簡単にオープン出来るチンオープンシステム
  • チンオープンは開いた状態でロック出来る
  • B-COMなどの通信システム対応
  • ピンロックシートに対応したシールド
  • 調節可能のベンチレーション
  • 取り外し可能、洗える、低アレルギー性および抗菌性のチークパッド
  • インナーサンバイザー搭載

 

安全規格にはアメリカのDOT以外にも欧州のECE認証を取得している。

 

 

GHOST BANDIT(ゴーストバンディット)

 

シンプソンの「ツーリングフルフェイスヘルメット」が、この「GHOST BANDIT(ゴーストバンディット)

エッジの効いたスタイリングと快適さを求めた機能は、さまざまなライディングを堪能出来る。

約1,400gの軽量シェル空力性能の高いフォルム、ヘルメット上部と背面に取り付けられたベンチレーションで快適なツーリングをどこまでも。

 

  • 取り外し可能で抗菌の内装
  • インナーサンバイザー搭載
  • インカム用のポケットが用意
  • 広範囲が見えるシールド
  • ピンロックシートに対応

安全規格にはアメリカのDOT以外にも欧州のECE認証を取得。

 

限定モデル SIMPSON シンプソン Ghost Bandit Logo ゴーストバンディット ロゴ Limited Edition (XL 59-60cm)
Ghost Bandit

 

Amazonにおいて「SIMPSON VENOM」と検索するとこの「ゴーストバンディット」が出てくる。

 

 

 

OUTLAW BANDIT(アウトローバンディット)

 

OUTLAW BANDIT(アウトローバンディット)」は、クラシックなBanditスタイルをより強く残しつつ、現代にフィットさせたスタイル。

視野が狭かったオールドスタイル改善してより広い視野の確保されたシールドスネル規格M2020DOTの安全性評価を満たしたOUTLAW BANDIT(アウトローバンディット)は見た目と同じくらいタフな性能を持っている。

ゴールドカラーは宇宙の戦争映画のロボット「C-3PO」がグラサンをかけたかのように見える。

 

 

 

 

 

SPEED BANDIT(スピードバンディット)

 

STREET BANDIT(ストリートバンディット)の後継モデルに当たるのがこの「SPEED BANDIT(スピードバンディット)

Speed Brow(スピードブロウ)」と呼ばれるベンチレーションを備えており、ヘルメット内部の環境を効率的に換気出来る。

このスピードバンディットゴーストバンディットシールド同じ物が使用されているため互換性がある。

スピーカーマイク用のポケットが有るため、B-COMなどのインカムの取り付けが容易

 

  • 快適なベンチレーション、通称「スピードブロウ」
  • 取り外し可能で抗菌の内装
  • インカム用のポケットが用意
  • 広範囲が見えるシールド
  • ピンロックシートに対応

 

 

前モデル「STREET BANDIT

 

 

 

M30(モデル30)

クラシックシンプソンM30」。

発売以来スタイルが変わらない「M30」

優れたベンチレーションCoolMax®裏地付き内装快適性は◯

シンプソンフリーストップピボットシステムを備えており、シールド好きな角度で開くことができる。

重量は1,360gと非常に軽量
カーボン仕様モデルはさらに軽い脅威の1,180g

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M50(モデル50)

 

1970年代から変わらないビンテージスタイル「M50」。

シールドもない本格的なクラシックスタイル。額の5個のボタンストラップには別売りのバイザーを取り付けてビンテージモトクロススタイルにも出来る。

カラーバリエーション豊富なので愛車服装に合わせて楽しむことが出来る。

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終わりに

今回はアメリカの自動車界隈の安全を提供し続けているメーカー「SIMPSON(シンプソン)」についての紹介でした。

もはやバンディットというシリーズにもコアなファンがついているほどバイク乗りに一つのスタイルを提供してくれるシンプソンウェア関連も気になる方はチェックしてみて欲しい。

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それではまた別の話で。

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