ヘルメット

【BELL】アメリカ伝統 ベルヘルメットの話【フルフェイスの原点】

MADE IN U.S.A のヘルメットメーカー代表なら「BELL(ベル)」と言っても過言でない。

昔から今でも冷めやらぬ人気のビンテージなスタイルの元祖であり、ヘルメットの原点とも言えるメーカーである。

1923年、自動車部品メーカーから始まり今までの約100年の歴史の中で起きた出来事をロイ・リクターという人物の人生と共に紹介するので是非チェックしてみて欲しい。

 

 

 

【完全版】海外のヘルメットメーカーの話 その①【AGV,SIMPSON、ICON、BELL、HJC、Suomy、NOLAN】今回は海外のヘルメットメーカーの紹介っ。 海外のメーカーだけでもかなりの数があるのでシリーズ物になりました。 こんかいは第一弾。 ...
【完全版】国内ヘルメットメーカーの話【アライ、ショウエイ、OGK KABUTO、WINS、Y'S GEAR、リード、マルシン、ダムトラ、立花】国内外問わず高く評価され、愛用されている方も多い日本のオートバイ用ヘルメット。今回は国内のメーカーの紹介。特徴や強みを雑談交えて話してい...
【SIMPSON】アメリカのセーフティメーカー、シンプソンの話【VENOMとBANDITの違い】アメリカのヘルメットメーカーで1、2を争う有名なメーカーが「SIMPSON(シンプソン)」だと言える。 その理由は見た目。 ...

 

BELLについて

 

世界中にファンを持つ「ベルヘルメット」。
始まりは1923年。「BELL自動車部品店」という自動車部品パーツメーカーが舞台。「BELL」という名前は「カリフォルニア州ベル」という地名から来ている。沖縄県那覇でできたから「ナハ」にしたとかそんな勢いだと思うきっと。

このBELL自動車部品店に高校卒業したばかりのロイ・リクターが入社する。

ロイ・リクター

 

彼は愛車のインディアン・スタウトに乗っており、オートレースに興味を持っていた。その後ロイはオートレースのレーサーになるが、自分の才能はレースよりもレースカーやレーシング製品の製造にあることに気づき、ロイが手がけた車はレースで優勝し実績を積み上げていく。

インディアン・スタウト wikiより

 

ロイは1,000ドルBELL自動車部品店買取り、車のカスタムホイールなどの製作を手がけ、ロイの店は有名なチューニングショップになっていた。

そんなBELL自動車部品店の分岐点は1946年レース事故による親友の死だった。ロイが事故で親友を失ったのは2度目であり、この出来事がきっかけでロイは安全なレーシング製品の作成に人生の捧げることになる。

1954年、自動車部品店の裏にあるガレージで、ロイは「500」と呼ばれる最初のヘルメットの製造を開始。この「500」一体何が革新的だったのかというと、それまでのヘルメットは、乗馬用を元にしたハーフキャップで、耳の部分は革で出来ていた。「500」のように耳までシェルで覆っていたのはなかったのである。

「BELL 500」 https://bellracing.eu/brand-story

 

カルニディというレーサーインディ500というレースでこのベルヘルメット「500」を着用した最初のドライバーになる。170周目に、カルニディは壁に激しく衝突してしまうが彼はベルヘルメット「500」のおかげで深刻な怪我を免れたと語っている。ちなみにこの時代のレースでも平均時速は200キロを超えていたという。

カルニディ   https://bellracing.eu/brand-story

 

これが評判となり、ロサンゼルス警察は、白バイ警官用ヘルメットにベルを採用、最終的には800以上の警察署にヘルメットを提供し続けた。

そして1956年ベルヘルメットはのBELL自動車部品店の1部門として設立された。これで正式なBELL HELMETの誕となる。

1957年、「500 TX」、エネルギー吸収EPSライナーシステムを使用した初のモータースポーツ用のヘルメットであり、現在でも絶大な人気を誇っている。

「500TX」 https://bellracing.eu/brand-story

 

 

1959年、最初のスネル記念財団基準、いわゆるスネル規格が発表され、ベル最初に合格した企業になる

ヘルメットの安全規格の話【PSC、SG、JIS、SNELL、DOT、EC、MFJ、SHARP】 今回はオートバイ用のヘルメットに付いている こんなマーク達の話。 このマークは安全規格のマークでありそれぞれちゃ...

 

1966年、ベル世界で初めてのオートバイ用のフルフェイスヘルメットSTAR(スター)」を開発。まさに今あるフルフェイスの原点になるのがこの「スター」ということになる。

「STAR」  https://bellracing.eu/brand-story

 

「Among Us」みたい

「Among Us」

 

1971年には最初のオフロード用のフルフェイスヘルメットを製作。

INDY CAR(当時はUSAC)という4輪レースに出場の選手33名全員がBELLを被っていたという逸話まで。

まさにBELL全盛期とも言える時代であった。

 

しかし、、、

 

 

他のアメリカンメーカーとの関係

当時の4輪のレース用ヘルメットはBell(ベル)Premier(プレミア)のヘルメットが主流、しかしほとんどがオートバイ用ヘルメットの流用であり、決して4輪のレースにおけるレースドライバーの安全を確保できる品質ではなかったという。

そこでSIMPSON(シンプソン)の創設者ビルシンプソンベル創始者ロイ・リクターと新たな4輪レース用ヘルメットのプロジェクトチームを提案。ベルシンプソンコラボレーションが実現するかに思えた

ビルシンプソン https://web.archive.org/web/20070928023535/http://www.mshf.com/index.htm?%2Fhof%2Fsimpson_bill.htm

 

しかし1980年、ウィリアム・ジマーマン(ジマーマン・ホールディングスの社長)とジェームズ・マーシャル・ガルブレイス(法律家でありビジネス作家)という人物がBELL HELMET買収

これをきっかけにチーム解散

それでも諦めなかったビルシンプソンはレーサーから熱い支持を得る4輪レース用ヘルメットを完成させた。

こんな話もあったとか。。。。

【SIMPSON】アメリカのセーフティメーカー、シンプソンの話【VENOMとBANDITの違い】アメリカのヘルメットメーカーで1、2を争う有名なメーカーが「SIMPSON(シンプソン)」だと言える。 その理由は見た目。 ...

 

 

 

1980年にロイ・リクター63歳引退しました。
その後ロイは66歳で心臓バイパス手術中の合併症によって、1983年7月28日に亡くなった

 

1980年代中盤以降BELLの人気は下火になってしまったが、自転車用のヘルメット、4輪用のヘルメット、ウィンタースポーツ用のヘルメットなどの開発も展開し、F1ドライバーミハエルシューマッが使用するヘルメットになったことも。

その後、分社化統合などを経てBELL HELMETは今もヘルメットを作り続けている。

ネオクラシックなどの流行からビンテージタイプ元祖であるBELL HELMETが盛り上がってる。今のBELLMIPS(多方向衝突保護システム)をはじめとするテクノロジー追求し、オン・オフなどのどんなシチュエーションにおいても、ライダーの安全に貢献し続けている。

 

 

 

BELLヘルメット紹介

ここからはBELLヘルメットの紹介

 

CUSTOM 500(カスタム500)

ベルが初めて作ったヘルメット「500」。その名前を継承し、現代にモディファイさせたのが「カスタム500」

洗える抗菌の内装に、強固で軽量のガラス繊維混合シェルでクラシックな質感と快適性の両立を実現。

5ボタンストラップでバイザーやシールドの後付けも可能。

 

 

アメリカンバイクに似合うおすすめのヘルメットの話【ハーレー、ジャメリカン、クラシック】サムネイル画像の二人がヘルメットかぶってない 今回はアメリカンバイクに乗っている方におすすめのヘルメットの紹介。 ...

 

 

 

 

STAR(スター)

1966年、ベル世界で初めてオートバイ用のフルフェイスヘルメットSTAR(スター)」を作ってから約50年以上経った今、BELLがリリースする現代の「STAR(スター)」がこれになる。

頭を守ることにおいてのテクノロジーの追求を続けMIPS(多方向衝突保護システム)アラミド・カーボン・グラスファイバーを織り交ぜた複合シェルを採用している。

  • 視野の広いシールド
  • 洗える抗菌内装
  • メガネスリット
  • インカム用のスピーカーポケット

これらの搭載でフルフェイスとしての快適性にも抜け目がない。

 

 

レースに特化させた「RACE STAR DLX FLEX」も用意されている。10%の軽量、衝撃吸収フレックスライナー、調光機能付きシールドの搭載など贅沢すぎる機能を持っている。

 

 

 

BULLITT(ブリット)

1960年台の初代「STAR(スター)」のデザインを意識しつつ、今風にモディファイさせたモダンクラシックスタイルフルフェイスヘルメットBULLITT(ブリット)」。

ボタンストラップに見えるのはベンチレーションシールドは現代の可動式洗える内装、インカム用のスピーカーポケットと使い勝手はそのままに、スタイルレトロに攻めれる。

 

ちなみにこの「BULLITT(ブリット)」大手オートバイ通販サイトの「webike(ウェビック」調べの2020年で最も売れたヘルメットランクインしている。

【ランキング8選】2020年で最も売れたヘルメットの話【OGK,HJC,ICON,AGV,BELL,LS2】新年あけましておめでとうございます。 今回は大手オートバイ通販サイトの「webike(ウェビック)」さんのこの記事 https://...

 

 

 

ELIMINATOR(エリミネーター)

ブリットのようなオールドスタイルを残しつつ、ドラッグレース感を持たせたストリート風オールドスタイルフルフェイスヘルメットエリミネーター(排除する者)」。

  • 視野の広く、曇り防止加工UVカットシールド
  • 洗える抗菌内装
  • メガネスリット
  • インカム用のスピーカーポケット

シンプルな見た目ながら機能的でかつ非常に軽量

 

 

 

 

 

QUALIFIER(クオリファイアー)

フラッグシップモデル「STAR(スター)」の機能を取り入れつつも価格を抑えたコスパ◯なフルフェイスヘルメット「QUALIFIER(クオリファイアー)

曇り防止傷防止コーティング加工を加えたシールドベンチレーションインカム用スピーカースペース、洗えるインナーなどツーリング快適にしてくれる機能が揃っている。

 

【コスパ重視5選】3万円以下で買えるフルフェイスヘルメットの話【高品質低価格】今回は3万円以下で手に入る高品質なフルフェイスタイプヘルメットの話。 ・メーカーの企業努力で価格が低いもの・型落ちしているが、性能は確...

 

 

 

 

REVOLVER EVO(リボルバーエボ)

BELLが誇るツーリングシステムフルフェイス。

  • 曇り防止傷防止コーティング加工を加えたシールド
  • 顎と額のベンチレーション
  • インカム用スピーカースペース
  • 洗えるインナー
  • インナーサンバイザー

 

システムの名に恥じない多機能性能

 

 

 

 

 

映画「キック・アス」に登場する美少女ヒーロー「ヒットガール」が彼女のシンボルカラーの紫にオールペンされた「Ducati 1199 Panigale(パニガーレ)」に乗る際に使用されたヘルメット

オールバイオレットに塗装すればあなたも「ヒットガール

キック・アス

 

https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fameblo.jp%/

 

【おすすめムービー】バイク乗りにオススメできる映画5作品【プライムビデオ、hulu、U-NEXT、NETFLIX】今回はヘルメットの話ではなく、ちょっと枠を飛び出して映画の話。 といってもこのサイトに来てくれてる方に紹介するならバイクと関係なしはい...

 

 

 

 

 

ROGUE(ローグ)

唯一無二のフォルムタフさと悪さを兼ね備えた雰囲気とハーフヘルメットスタイルを残したフルフェイスヘルメット

アゴ磁気接続で取り外しが簡単スピーカースペースも備えてある。

お気に入りのアイウェアと一緒に使用して欲しい。

 

 

 

 

 

BROOZER(ブルーザー)

こちらも強烈な見た目のヘルメット「BROOZER(ブルーザー)

ジェットヘルメットへの変形が可能なのが特徴だが、驚くべきは1,350gという脅威の軽さ

顎のパーツを外した際にはさらに軽量化されるということ。

シールドには曇り防止加工内装はメガネ対応になっている。

 

 

 

 

 

MOTO-3(モト3)

1971年に作られた最初のオフロード用のフルフェイスヘルメットを現代に復活させたのが「moto-3」。
バイザーを外せばビンテージモトクロススタイルからネオクラシックスタイルに。
https://www.bellhelmets.com/motorcycle/p/moto-3-cruiser-motorcycle-helmet/250030000500000001.html

 

 

洗える抗菌内装グラスファイバー繊維のシェルで構成されている。

ゴーグル仕様でバシッと決めるのが◯。

 

 

 

 

MOTO-9(モト9)

 

MIPS(多方向衝突保護システム)を搭載した本気のオフロードヘルメット。

アラミド・カーボン・グラスファイバーを織り交ぜた複合シェルで軽く、洗える内装で快適に使うことが出来る。

緊急時チークパットが外れるシステムも搭載されている。

created by Rinker
BELL
¥52,250
(2021/06/19 02:24:51時点 Amazon調べ-詳細)

 

低速・中速・高速とさまざまな衝撃を吸収するフレックスシステム搭載モデルも用意されている。

 

 

 

 

MX-9 ADVENTURE(エムエックス9 アドベンチャー)

オンもオフも楽しめるアドベンチャータイプのヘルメット。

「MX-9」というオフロードヘルメットがベースなのでシールドからゴーグルに変えて本格オフまで堪能できる。

MIPS(多方向衝突保護システム)も搭載で安全面に抜かりなし。

 

\10/5限定★Rカード実質10%その他6%引/【3XLまで】BELL ベル MX-9 ADVENTURE MIPS DLX フルフェイスヘルメット シールド付オフロードヘルメット オンロード 調光レンズ バイク MIPS 【AMACLUB】

 

 

 

 

 

終わりに

長い歴史を持つアメリカンメーカー「BELL」。

今のモータースポーツを築いてきた、「エディ・ローソン」「ケニー・ロバーツ」「ジーン・ロメロ」「ゲーリー・ニクソン」「リック・ジョンソン」「ボブ・ハンナ」などの伝説達も愛用してきた由緒あるメーカー。

現代においても安全第一に考える物作りをあなたも体感してみてはどうだろうか。

 

 

ツイッターではほぼ毎日「今日欲しいヘルメット」をツイートしてます。よかったらフォローしてみてください。

 

 

それではまた別の話で。

【SIMPSON】アメリカのセーフティメーカー、シンプソンの話【VENOMとBANDITの違い】アメリカのヘルメットメーカーで1、2を争う有名なメーカーが「SIMPSON(シンプソン)」だと言える。 その理由は見た目。 ...
【完全版】海外のヘルメットメーカーの話 その①【AGV,SIMPSON、ICON、BELL、HJC、Suomy、NOLAN】今回は海外のヘルメットメーカーの紹介っ。 海外のメーカーだけでもかなりの数があるのでシリーズ物になりました。 こんかいは第一弾。 ...
【完全版】国内ヘルメットメーカーの話【アライ、ショウエイ、OGK KABUTO、WINS、Y'S GEAR、リード、マルシン、ダムトラ、立花】国内外問わず高く評価され、愛用されている方も多い日本のオートバイ用ヘルメット。今回は国内のメーカーの紹介。特徴や強みを雑談交えて話してい...