ヘルメット

【SUOMY】イタリアの名門メーカー、スオーミーの話【イタリア、KYTとの関係】

レース界隈(オンでもオフでも)で人気の鮮やかグラフィックが目立つイタリア名門メーカーSUOMY(スオーミー)」の話をします。

レースでの経験で得た高性能かつ、闘争心をくすぐられるフォルムのヘルメットをどのようにして制作してきたのか、またインドネシアのメーカー「KYT」との関係も紹介するのでよかったら読んでみてください。

 

 

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SUOMYについて

 

From イタリア

始まりは1997年、オートバイ、自転車用ヘルメットを作っていた、ウンベルト・モンティによって設立。

SUOMY Facebook

 

このお方、あのヤマハに長年エンジニアとして勤めておりその後独立、BELLDIC(大日本インキ工業という日本のメーカーで現在は撤退。本間利彦や小林 大選手が使用していた)ヘルメットの問屋を経てヘルメットの製造業者になる。ちなみに最初に製作したヘルメットはモトクロス用だったらしい。

 

このような経緯から日本とは深い縁がありトレードマーク日の丸を連想させる赤い丸。これは創業当時から変わらないモノであり、また創業者はMADE IN ITALYに強いこだわりを持っていた。

 

スローガンは

”Passion is Life”

 

 

 

 

2000年、Suomyは、イタリアのDUCATI(ドゥカティ)とパートナーシップ契約を締結。

これがきっかけとなり、SBK世界選手権の伝説トロイベイリス選手をはじめに数々の選手がSBK世界チャンピオンとなる。

そして、MotoGPからTTなどのオンロードからMXGPダカール・ラリーなどのオフロードなどの広いステージで20以上の世界タイトルを獲得しレース界隈においてはSUOMYを知らないものはいないほどの知名度に。

 

そこで培った技術はモーターサイクルを越えて自転車用ヘルメットの開発でも成功し広く普及している。

SUOMY HP

 

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SUOMYとKYTの関係

快調に見えたスオーミーの歴史だが、米国の不況や多方面のビジネス展開、商品の不具合によるトラブルなどに見舞われて 2014年スオーミー破産

インドネシアのヘルメットメーカー、「KYT」によって買収されSUOMYブランドを守ることはできたが、生産部門インドネシア移転することになる。

だがデザイン、研究開発、マーケティング、販売の各部門、およびヘルメットの原材料と部品の大部分イタリア産のままとのこと。

この出来事からKYTのヘルメットのラインナップ一新されSUOMYのデザインや技術を受け継ぐことになる。

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様々な出来事を乗り越えて今のスオーミーはある。

レースで戦うトップ選手の物を一般の市場にも」というスオーミーの考えのもと、レースで使われているものと同じものを変わらずに販売している。

レースで勝利する性能と人を惹きつけるデザインを追い求めたヘルメットメーカーは現在もKYTの協力を経て新しい商品を開発し続けている。

 

 

 

ちなみにこのSUOMY。香水皮革小物子供服学用品宝石類腕時計などの様々なモノを作ってきたがなんとフェンシングのヘルメットも製作している。

 

 

 

 

 

SUOMYのヘルメット紹介

Nicolò Bulega(SUOMY Instagram)

 

ここからはSUOMYのラインナップを紹介。

 

SR-GP(エスアールジーピー)

SUOMYが誇るフラッグシップフルフェイスヘルメットSR-GP

空力性能を得意とするSUOMYはフォルムだけではなく「ストレート」「コーナー」などのシチュエーションにおいてもベストな空気の通り道を通してくれる設計。

https://www.facebook.com/suomyofficial/

 

また空気の取り込み口は5箇所排出は3箇所とこれでもかというくらいに空気の抵抗に対応した設計になっている。

視界の確保には曇り防止のピンロックシステム。そしてレースでよく見られるティアオフシールド(使い捨ての薄いシート。スマホの画面保護シートのようなものを貼り付けて汚れたらすぐに剥がして視界を確保するためのもの)も対応。ライダーの視界確保には申し分ないほどの設計となっている。

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重量は1,350g(±50)とフルフェイスの中でも軽量の部類。

カーボンモデルは100g軽い1,250g(±50)

 

 

 

SR-SPORTS

プロ向けに設計され、国際サーキットでも通用するように作られたスポーツフルフェイスヘルメット「SR-SPORTS

空力性能はもちろん、内部の換気洗えるインナーなどの快適性にも抜かりなし。

曇り防止のピンロックはないがティアオフシールドはある

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重量はこちらもSR-GPと同様の1,350g(±50)

カーボンモデルは100g軽い1,250g(±50)

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SPEEDSTAR(スピードスター)

SUOMY自慢の「スポーツツーリングフルフェイス

快適性を上げるために

  • インナーサンバイザー
  • 静音性の向上
  • ピンロック付
  • メガネ対応の内装
  • 様々な速度で安定するスポイラー

 

これだけ機能重量1,400g(±50)

ロングツーリングではかなり重宝される相棒になる。

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SPEED JET(スピードジェット)

SUOMYの「スポーツツーリングジェット

上で紹介したSPEEDSTARジェットバージョンとも言える機能で

  • インナーサンバイザー
  • 静音性の向上
  • ピンロック付
  • メガネ対応の内装
  • 様々な速度で安定するスポイラー

 

重量は少し軽い1,350g(±50)

 

 

 

 

 

MX TOURER(エムエックスツアラー)


スオーミーの「シールド付きオフロード」ヘルメット またはアドベンチャーヘルメット、はたまたデュアルパーパスヘルメット、デュアルスポーツヘルメット。

インナーサンバイザー付き、曇りにくく広い視野のシールドオン・オフどこでも活躍する。

バイザー外すことで高速道路などでもストレスなく走行することが出来る。

 

重量非常軽い1,350g(±50)

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MX SPEED(エムエックススピード)

スオーミーのオフロードヘルメット「MX SPEED

バイザーが短めでモトクロスに向いているタイプ。取り外しも容易で広い可動域で調整が出来る。

MIPSと呼ばれる回転衝撃を吸収して脳へのダメージを緩和する機能がついており、激しいオフロードでの転倒からも守ってくれる。

重量は1,100gとオフロードでは普通。

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MrJUMP(ミスタージャンプ)

 

スオーミー最軽量のオフロードヘルメット「ミスタージャンプ

脅威999g(±50)1キロを切ってくる軽さ

ネックブレースにも対応している形状なのでモトクロス競技にもぴったり。

外せて、洗えて、換気のいい内装軽いのでメンテもしやすい。

 

 

 

 

X-Wing(エックスウイング)

 

スオーミーのオフロードヘルメット

エントリーモデルなので機能最低限だが高額なスオーミーの製品の中でも安価なのが特徴。

 

快適なベンチレーション洗える内装オフロードしっかりと楽しめる

重量は1,250g(±50)とオフロードヘルメットとしては普通かやや重め

 

 

 

 

 

終わりに

今回はイタリアのレース気質なメーカーでインドネシア「KYT」の繋がりの深い「SUOMY(スオーミー)」の紹介でした。

KYTとの商品と比べると製造も一緒のためか「おやっ?」と思うことがあるので気になる方はKYTの話も見てみてください。

 

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それではまた別の話で。

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