今回は猫っぽい変わったヘルメットの話。
なんとも可愛らしいシルエット。猫好きなライダーはたまらないデザインのフルフェイスタイプ。
製作したのはロシアのNitrinosという会社。名前はNEKO-HELMET
NEKO-HELMETという名前から察するとおりジャパニーズカルチャーに影響を受け製作し、日本文化の祭典に出展するために作られたとか。
今回はこのNEKO-HELMETをはじめとした猫耳ヘルメットを紹介していきます。
NEKO-HELMETの特徴
1番の特徴である耳の部分はグラスファイバー製で本体にしっかりと固定。転倒等でぶつかった場合、耳は綺麗に破壊され安全面に支障はきたさないとのこと。
時速100㌔までは耳による付加的な抵抗は生まないと公式には書かれているが、これだけ出っ張っていても本当に大丈夫なのかは不明。
また海外製ののヘルメットで無くてはならないといっても過言ではないのが装備がインナーサンバイザー。このNEKO-HELMETももちろんインナーサンバイザー装備。
重量は1780g前後とインナーサンバイザー装備と相まって多少重め。
公式のHPから注文をする際はなんと7個ものオプションを付けることが出来る。
- ヘルメット本体のベースカラー(艶ありor艶消しも)
- 二色めのカラーの指定、好きなデザインを指定出来る
- 自分の服装の写真を送るとデザイナーがそれに合わせたデザインを描いてくれる
- 複雑なデザインの指定(出来るのにすこし時間がかかるらしい)
- 耳の部分にLEDを取付(フロントは白、リアは赤)
- NEKO-HELMET専用バック(カラーも選択)
- 耳の中の色を指定(指定なしの場合は黒)
二番目の画像で『おっ!?』となった方もいるのでは。
それもそのはず。
アニメ 「デュラララ!!」の人気キャラクター首なしライダーこと「セルティ・ストゥルルソン」のヘルメットそっくり。
2番目のオプション画像は公式HPに載っている画像。ジャパニーズカルチャーがロシアのオートバイ事情にまで影響しているのか。
お値段はオプションで前後するが、シンプルなカラーだけなら395$(4万円ちょっと)。複雑なグラフィックモデル(オプション④番)は650$(7万円ちょっと)となっている。
送料は無料。
注文はこちらから出来る。(英語かロシア語での表示)
ちなみにNEKO-HELMETのベースになっているヘルメットはIXS(イクス)というメーカーののHX-1000というヘルメット。
IXSはスイスの中でもトップのバイク用品ブランドなので品質は安心。
Nitrinos社について
ロシアで2005年に設立された Nitrinos。
5年後の2010年に世界中で話題になったのがこのヘルメット
映画『プレデター』そっくりのヘルメット。他にも
バイクの車体もカスタムしており、バイク好きが集まってカスタムビルドをしている人達、的な感じがする。
公道での使用は大丈夫なのか?
日本でも手にいれることができるNITRINOS社のヘルメットだが、公道での使用が出来るかとなると難しいところ。
道路交通法では乗車用ヘルメットの基準以下7項目が定められている。
- 左右、上下の視野が十分とれること。
- 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。
- 著しく聴力を損ねない構造であること。
- 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。
- 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。
- 重量が二キログラム以下であること。
- 体を傷つけるおそれがある構造でないこと。
上の7項目がクリアしていれば道交法には違反していないということ。
正直なところ違反しているかどうかはすぐ見て判断できるものではないので切符を切られることはないと思うが目立つので声は掛けられることはあるかも。
Amazonで似たようなNEKO-HELMETが?
大手ネットショッピングサイトAmazonで見つけたのはNEKO-HELMETとすごく似た形のヘルメット。
malushun-319という名前で販売されているヘルメット。
リアにはNITRINOSの文字と会社のロゴが丁寧にも描いてあるが、まったく別物。
値段も1万3000円くらいと安い。
恐らく中国かどこかの製品だと思うが、後ろの会社名とマークは何故入れたのだろう。
ベースとなっているヘルメットは分からないが、DOT認証を受けているようなので安全性は大丈夫と思われる。
一番気になるのは耳の作りとしっかり固定されているかだが、レビューを見る限り大丈夫そう。
まとめ
今回は少し変わったヘルメットの紹介でした。
変わったヘルメットの紹介はシリーズ化していきたいと思いますので今回は第一弾ということで。
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それではまた別の話で。
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