国内ではあまり見かけることは少ないが、アメリカでは非常に認知度の高いメーカー「SCORPION EXO(スコーピオン)」の紹介。
使い勝手のいいヘルメットから、コスパのいいヘルメット、かなり攻めたデザイン&システムのヘルメットまでラインナップが幅広く充実している。
そんなスコーピオン、日本のとあるメーカーとも少し関わりがあるのでそんな話も交えながら紹介していきます。
スコーピオンについて
始まりは2001年、木戸工業という韓国の会社が二輪車用ヘルメット事業部を立ち上げる。
2003年、アメリカに子会社のスコーピオンスポーツ株式会社を設立。そして翌年の2004年、「ScorpionEXO™」ブランドの使用を開始した。
親会社はKIDO Sports Co. LTDと変更され、アメリカ・ヨーロッパ・中国・ベトナム・韓国に展開している。
海外製のメーカーにおける安全性の心配がインターネット上では多々見かけるが、世界展開しているメーカーとあって「安全」を非常に重視しているとのこと。
製造されるすべてのヘルメットが、対象となる各市場の安全認証(DOT、ECE、またはSnell)要件を満たすことが保証されている。
一般のライダー向けだけではなく、モータースポーツのレースシーンでも幅広く採用されている「スコーピオン」
- motoGP
- SBK
- moto E
- スタント
- ツーリストトロフィー
- エンデューロ
- モトクロス
- ダカールラリー
など
日本ではあまり認知されていないが、アメリカではどうなのだろうか。
アメリカの顧客満足度を調査するJ.D. Powerの2011年レポートによると
- 1位 Arai(アライ)・・・・日本
- 2位 Icon(アイコン)・・・アメリカ
- 3位 SHOEI(ショウエイ)・・・日本
- 4位 ハーレーダビッドソン・・・アメリカ
- 5位 スコーピオン ・・・・・アメリカ
となっている。(海外でもアライ、ショウエイの人気は流石)
ちなみに2位だったICONの詳細はこちら。
日本においても少し関係性がある、相手はあの「スズキ二輪」。
スズキの公式ページにおいても、純正のヘルメットとしてラインナップに並んでいたことがある。(現在はパーツのみでヘルメットはなし)
ヘルメット紹介
ここからは scorpion exo のヘルメットラインナップを紹介
EXO-R1
スコーピオンのハイスペックフルフェイスヘルメット「EXO-R1」
レースの世界で求められる性能に応えた本気のフルフェイス。
洗練されたシェルの造形は、空気抵抗の低減、バランスの向上、首の可動にも貢献している。
衝撃吸収と通気性に優れた内装も嬉しい。
インカムスピーカー取り付けスペースやピンロックシート、スモークシールドなどはセットになっていてツーリングでも大活躍。
EXO-HX1
変形が可能なストリートファイタールックなフルフェイスヘルメットが「EXO-HX1 」
どんどん増えてきたストリートファイタースタイルのバイク、ネオクラシックなバイクにも合う。
シールドの可動が特殊でネオジウム・マグネティック・フェイスシールド・メカニズムと呼ばれるものを採用。非常に滑らかに動かすことができるが、つけ外しには六角ボルトを外す必要がある。
インカムスピーカー取り付けスペース、スタイルチェンジに必要なピークバイザーもセット。
COVERT
スコーピオンを語る上では外せないのが「COVERT」
フルフェイス⇨セミジェット⇨ハーフと変形できる。
このデザインはすでに米国で特許を取得したらしい。
業界最先端のポリカーボネートシェルは、重量を最小限に抑えつつも、衝撃を分散させるように設計。
シールドも曇りにくい加工が施されている。
どんなスタイルのバイクにマッチングする、まさに「Bad Ass!!」なヘルメット
EXO-AT950
オフロード✖︎システムのいいとこどりの憎い奴が「EXO AT950」
バイザーを外したり、シールドを外してゴーグルにするなど変形自在。インナーサンバイザーまで装備。
眼鏡もばっちりの内装。ただしちょっと重いかなという印象(1780g)
終わりに
今回は米国の「Bad Ass!!」なヘルメットメーカー「SCORPION -スコーピオン-」の紹介でした。
向こうでは根強い人気を誇り、攻めたヘルメットを繰り出すメーカーなだけに、今後も期待できるメーカーの一つ。
あなたの候補に加えてみてはどうでしょうか。
ツイッターではほぼ毎日「今日欲しいヘルメット」をツイートしてます。よかったらフォローしてみてください。
それではまた別の話で。
三大通販サイトのヘルメット売れ筋ランキング
メーカーまとめの話一覧
日本国内のメーカーまとめ
海外のメーカーまとめ1〜5
ヘルメットに関する話
バイク乗りに読んでほしい話