今回はヘルメットをかぶると髪が潰れてしまう問題の話。
ヘルメットを長時間かぶっていると重さや汗をかいて髪がぺったんこになってしまう経験ならバイク乗り誰しもがあるのでは。
ちょっとした休憩の際ならまだしもせっかくたどり着いた目的地で頭がぺったんこではテンションも上がらない。女性ライダーは男性以上に気を使っていると思う。
バイカーキャップ・アフターヘルメットといって帽子をかぶる方も多いがヘルメットで蒸れた頭にまた帽子をかぶることに抵抗を感じる方もいると思う。(自分がそう、、、髪が心配で)
そんな方にピッタリのアイテムがあるので紹介。
【 目次:Contents 】
エアーヘッド
バイク用品店等で見かけたことがある方も多いと思う。自分は初めて見たときはバイク乗りに関係のある物には思えずスルーしてしまったし、どんなものでどのような効果があるのか想像がつかなかった。
これはTWO WHEEL COOL(トゥーホイールクール)社のエアーヘッドというアイテム。オーストラリアのメーカーで医療用のシリコンを素材とした様々な商品を販売している。
エアーヘッド使用方法はいたって簡単でヘルメットの内装にそのまま貼り付けるだけ。
仕組みとしてはヘルメットの内装と頭の間に物理的に空間を作りにおい・汗・湿気・髪の潰れを軽減するといういたってシンプル。
公式の動画があったので載せておく。海外のコミック風でまとまっており、動画も短いので見てみてほしい。
自転車用のヘルメット、工事用のヘルメットにも取付が可能なようす。
デメリットな点。
- 内装に取り付けるのでフィット感が変わる。タイトな内装なら窮屈に感じるかも。
- 頭に当たる小さな突起が人によっては合う合わないがある。
- 坊主やスキンヘッドの方には小さな突起が直で頭皮に当たるので推奨していない。
- ベンチレーションがない・効かないヘルメットではあまり恩恵を受けられないかも。
自分が付けてみた感じは表面の小さい突起が頭に当たる感覚がすこし気になったが、二時間も付けてバイクを走らせていると気にならなくなった。ここは個人差があるので試着出来る機会があればしたほうがいい。すこし窮屈に感じているヘルメットに取付をすると着用に痛さを伴う可能性がある。
このエアーヘッドの仕組みはヘルメットと頭の間に空間を作ること。ベンチレーションが良く効かないとその空間に空気は流れないのでベンチレーションが良く効くヘルメットの使用と合わせるのが最強だと考える。
今どきのしっかりしたメーカーのヘルメットならベンチレーションが付いてないということはあまりないが、エアーヘッドの効果が感じづらかった方はヘルメットを見直してほしい。
自分はSHOEIのZ-7に付けて使用していたが十二分に効果を感じられた。
小話だが、昔朝遅刻しそうになりシャワーを浴びて頭を乾かさないままエアーヘッドの付いたZ-7をかぶり10分程走り、着いた頃には8割程乾いていたことがあった。(夏の終わりごろというのもあったが)
夏場には頼もしい味方。試してみる価値はある
Amazonだと3200円程度(2018年10月時点)
決して安いわけではないが機会があればぜひとも試してみてほしい。効果を感じられれば値段以上の価値を実感できると思う。
ベンチレーションが良く効くSHOEIのZ-7(フルフェイス)
こちらは空間を作るわけではないが流行りのCOOLMAX®で作られたインナーを取り付けるタイプのアイテム。価格も安い。
頭に被るインナーキャップもある。髪型崩れるのは構わない方はこちらもいいかも。
こちらはヘルメットスペーサー。内装が合わない時に使用するものだがエアーヘッドと組み合わせるといいかもしれない。
新しい商品がどんどん開発され、快適なバイクライフを送りやすくなってきています。これから寒くなりますので服装に気を付けて安全なバイクライフを。
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それではまた別の話で。
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